HP SUM を使用してファームウェアをインストールするときに、「ローカル」、「リモート」、「オンライン」、および「オフライン」という重要な用語が用いられます。
用語 | 定義 |
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ローカル | インストール ツールが、更新対象の物理ハードウェア上で実行されます。サーバーのシステム ROM の更新のためにそのサーバー上でユーティリティを実行する場合などが該当します。 |
リモート | インストール ツールは 1 つのシステムで実行されますが、更新される物理ターゲットは別のシステムです。Web ブラウザーを介してネットワーク経由で OA ファームウェアを更新する場合などが該当します。 |
オンライン | 通常のサーバー環境でホスト プロセッサーが動作している状態で、インストールが行われます。サーバーで Microsoft Windows Server 2008 が実行され、その環境で更新が行われる場合などが該当します。ファームウェアの更新のためにサーバーを起動して特別な環境に入れる必要はありません。ただし、ファームウェアをアクティブにするために、ターゲットを再起動しなければならない場合があります。 |
オフライン | サーバーを起動して特別な環境に入れてから、インストールを行います。この環境では、ファームウェアの更新が完了してサーバーが再起動されるまでは、通常の操作を実行できなくなります。 |
上記の用語を組み合わせて使用(「ローカル オンライン」、「リモート オンライン」など)して、ファームウェアの更新に必要な環境の種類を指定できます。