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メモリーの構成

目次
索引
支援情報
概要
パーティション機能
起動と停止
コンプレックススコープ
パーティションスコープ
セルスコープ
I/Oシャーシスコープ
アクション
コンプレックス名の設定
コンプレックス稼動状態の解析
すべてのLEDをクリア
コンプレックス詳細の表示
nPartitionの作成
nPartition名の設定
セルの選択
セル属性の設定
メモリーの構成
ブートオプションの設定
概要の表示
完了
セルの割り当て
nPartitionの削除
nPartitionの変更
セルの割り当て解除
セル電源のオン/オフ
セルLEDをオンにする/オフにする
シャーシの電源をオンにする/オフにする
シャーシLEDをオンにする/オフにする
I/Oスロットに関するアクション
ログファイルの表示
ステータスインジケータ
メッセージ
リリースノート
Partition Managerについて
用語集
ヘルプの使い方
 メモリー構成オプション
 この手順の完了
 メッセージ

これはnPartitionの作成ウィザードの手順4です。 この手順では、nPartitionのセルのメモリーをインタリーブメモリーセルローカルメモリー(CLM)に割り当てる方法を指定します。

セルローカルメモリーはHP-UX 11i v2(B.11.23)、SuSE Linux Enterprise Server 9またはMicrosoft® Windows®を実行しているnPartitionでのみサポートされています。CLMをサポートしないオペレーティングシステムでnPartitionをブートすると、CLMとして割り当てられたメモリーは使用できません。

nPartitionの作成ウィザード全体の概要については、上位のヘルプトピックnPartitionの作成を参照してください。 nPartitionの構成の要件および推奨事項については、構成ガイドを参照してください。

メモリー構成オプション

使用可能なメモリーテーブルでは、nPartitionの全メモリーおよびブート可能なメモリーを示します。

表 1  使用可能なメモリー

ベースセルの合計メモリー(GB)nPartition内のすべての セル上で構成されたメモリー合計量。
次回ブートで使用可能なメモリー(GB)nPartitionでブートするよう構成されたすべての セル上で構成された、メモリー合計量(「次回ブート時に使用」フラグは「はい」に設定されています)。
HP-UXで必要な最小インタリーブ(GB)

PA-RISC nPartition. についてのみ表示されます。この値については、以下のHP-UXの要求事項メッセージについての説明を参照してください。

 

nPartitionのメモリーを構成するために、以下のフィールドが用意されています。

表 2  セルローカルメモリー(CLM)の割り当て

ハードウェアの場所

セルの物理的な場所(キャビネットとセルスロット)。 このフィールドの値をクリックすれば、セルの詳細を調べることができます。 ブラウザの新しいウィンドウにセルプロパティのビューが表示されます。 これにはセルスコープのビューと同じ情報が表示されます。 このブラウザの新しいウィンドウでは[一般]タブ、[CPUとメモリー]タブ、および[I/O]タブを相互に切り替えられますが、セルスコープの外には移動できません。 セルプロパティの確認が終了したら、ブラウザの新しいウィンドウを閉じます。

セルタイプ

常にベースに設定されています。 他のセルタイプは将来のリリースで導入される可能性があります。

次回ブート時に使用

このフィールドが「いいえ」に設定されている場合、このセルはnPartitionが次回ブートされたとき非アクティブになります。 セルにあるメモリーは、このフラグが「いいえ」に設定されると、このテーブルの一番下にある[次回ブート時に使用可]の合計にカウントされないか、上の使用可能なメモリーテーブルにある[次回ブートで使用可能なメモリー]フィールドにカウントされません。

合計メモリー正常(GB)

セル上で構成済みで使用できるメモリー合計量(GB)。

要求されたCLM

CLMとして要求されるセルのメモリー合計量。 この値は次のいずれかの方法で入力できます。

分数使用可能なメモリー合計量に占める割合を分数で選択します。 ドロップダウンリストでは、メモリー量が4GB未満の場合は「1/4 (25%)」で、4GB以上の場合は「1/8 (12.5%)」刻みになっています。

固定値CLMとして実際に使用するメモリー量を入力します。 指定する値は、0.5GB刻みで最も近い値へ丸める必要があります。 使用可能なメモリー合計量を超える値を入力すると、使用可能なメモリー合計量の値まで丸められます。

要求インタリーブ(GB)

インタリーブメモリーとして要求されたセルのメモリー合計量(GB)。 これは[合計メモリー正常]から[要求されたCLM]を引いた値です。

 

この手順の完了

ページの下部にあるボタンは、ウィザードの手順全体を進めるのに使います。

ブラウザにある「戻る」および「進む」ボタンの使用は避けてください(オンラインヘルプを除く)。 これらのボタンを使用すると、Partition Managerでは画面が変更されたことを識別できません。 その結果、現在のビューで選択されているオブジェクトを誤って表示するなどの問題が発生します。 ボタンを使用する代わりに、Partition Managerで用意されているリンクおよびナビゲーションボタンを使用してください。

お使いのブラウザの「戻る」または「進む」ボタンを使用する場合、Partition Managerのウィンドウの右上にある[更新]ボタンをクリックするか、アクションメニューから[ツール][データの更新]アクションを選択することで表示データを更新できます。

[< 戻る]

前の手順に戻ります。 ウィザードの開始まで[< 戻る]のクリックを続けるか、前のいずれかの手順から再開することができます。 前の手順に戻った場合、それ以降の手順は正しい順序でもう一度完了させる必要があります。

[次へ >]

この手順で入力された情報を受け付け、次の手順に進みます。 次の手順に進んだ後でここで入力した情報を変更する場合、[< 戻る]ボタンを使ってこの手順に戻ることができます。

[取消し]

この手順またはこれ以降の手順を完了せずにウィザードを終了します。 それまでに入力した情報はすべて破棄されます。

[ヘルプ]

ブラウザの新しいウィンドウを開いて、この手順についてのウィザードのヘルプを表示します。

メッセージ

[次へ >]ボタンをクリックすると、以下のメッセージのいずれか1つが表示されることがあります。


 

PA-RISC nPartitionでHP-UXをブートするには、...GB以上のインタリーブメモリーが必要です。(全メモリーが...GBの場合)。このパーティション内のセルに構成されているCLMを減らして、インタリーブメモリーを増やしてください。

HP-UXは最低限のインタリーブメモリーがないと、PA-RISC nPartitionをブートできません。 最低限必要な容量は、nPartitionでブートするよう構成されたセルに設置された、メモリー合計量に依存します。

インタリーブの最少量 =
    1.5 GB
  + 0.5 GB (ブート可能メモリー16 GBごとに)
           (あるいは、その割合)

たとえば、メモリーが2.0GBの単一セルから構成されるnPartitionでは、セルローカルメモリーを構成できません。 ブート可能なメモリーの合計が16 GB以下のnPartitionでは、HP-UXをブートするにはインタリーブメモリーが2.0GB必要です。

このnPartition構成では、HP-UXをブートできません。 CLMの容量を減らすことで、インタリーブメモリーの容量を必要最低限(またはそれ以上)に増やす必要があります。



このnPartition内のインタリーブメモリー量とベースセル数の組み合わせが、最適なインタリーブメモリー構成になっていません。 最適なインタリーブメモリー構成の規則は次のとおりです:

...

メッセージに表示される規則に従うことで、このnPartitionのメモリーインタリーブのパフォーマンスを向上できます。 サーバー構成および必要なnPartitionの数により、それぞれのnPartitionに最適なインタリーブを提供できないことがあります。 詳細については、構成ガイドを参照してください。

[OK]をクリックすると、このメモリー構成を保持したままnPartitionの作成ウィザードの次の手順に進みます。

[取消し]をクリックすると、この手順に戻ってメモリー構成を変更します。



システムファームウェアはこのnPartitionに 0.5 GB以上のインタリーブメモリーが必要です。 続行すると、システムファームウェアはnPartitionのブート時に、実際のメモリー構成を調整して、インタリーブメモリーの必要最小量を確保します。

[OK]をクリックすると先へ進みます。 システムファームウェアに要求されたインタリーブメモリーの必要最小量を用意するために、指定したメモリー構成がnPartitionのブート時に変更されます。

[取消し]をクリックすると、この手順に戻ってメモリー構成を変更します。