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電源と冷却ビュー

目次
索引
支援情報
概要
パーティション機能
起動と停止
コンプレックススコープ
ハードウェアビュー
nPartitionビュー
電源と冷却ビュー
セルビュー
I/Oビュー
一般ビュー
パーティションスコープ
セルスコープ
I/Oシャーシスコープ
アクション
ステータスインジケータ
メッセージ
リリースノート
Partition Managerについて
用語集
ヘルプの使い方
 このビューについて
 デバイスグループ
 デバイスグループ概要テーブル
 個々のデバイスのステータス
 アクション

このビューについて

このビューでは、コンプレックスにあるすべての電源装置、キャビネット冷却ファン、およびI/Oファンのステータスが表示されます。 このビューを使用して、コンプレックスの物理環境を監視し、高可用性のステータスをチェックして、障害を起こしたコンポーネントを検出します。

電源と冷却ドメインは、コンプレックス内のキャビネットごとに表示され、キャビネットの種類に応じて適切にグループ化されます。

デバイスグループ

次のデバイスグループがこのビューに表示されます。

キャビネット冷却ファン / キャビネットファン (キャビネット 冷却)

キャビネット冷却ファンは、HP Superdomeクラスのコンピュータキャビネットへの空気流の主な取り込み口です。 rpクラスおよびrxクラスのパーティション対応システムでは、「キャビネットファン」という用語が使用されています。

バックプレーン電源

セル インターコネクト バックプレーン用の電源です。 すべてのサーバーがバックプレーン電源を備えているわけではありません。

I/Oファン (I/O 冷却)

I/OファンI/Oシャーシを冷却するためのものです。

キャビネット電源

バルク電源装置は、キャビネット内のセルとその他のコンポーネントのための主電源となります。

キャビネットに追加の電源装置や冷却装置が備わっている場合は、これらのデバイスグループの後に表示されます。

デバイスグループ概要テーブル

各デバイスグループの全体のステータスは、次のフィールドとともに概要テーブルに表示されます。

表 1  電源と冷却装置のフィールド

 HAステータス

コンポーネントの高可用性ステータス。 次のいずれか1つになります。

Not Applicable

この種類のキャビネットにあるこの種類のデバイスには、高可用性チェックが適用されません。

N+

このデバイスグループは、デバイスの障害が発生しても通常どおり機能します。

N

このデバイスグループは、通常の機能の利用には十分なデバイスを備えています。 デバイスに障害が発生すると、キャビネットがシャットダウンすることがあります。

N-

このデバイスグループは、通常の機能の利用に十分なコンポーネントを備えていません。 キャビネットの稼動中に冷却状態がN-になると、キャビネットは自動シャットダウンします。 キャビネットの電源の状態がN-になると、デバイスの電源をオンにできません。 つまり、稼動中のキャビネットは引き続き稼動しますが、追加したデバイスの電源をオンにできません。 キャビネットの電源がオフのときに電源のステータスがN-になると、すべてのデバイスの電源をオンにできません。

[アクティブ/OKステータスアイコン]OK

このグループにあるデバイスのうち、正常に機能しているデバイスの数。

[失敗ステータスアイコン]エラー

このグループにあるデバイスのうち、エラーを起こしたデバイスの数。

 最大

このグループにあるデバイスのうち、このキャビネットに取り付けることができるデバイスの最大数。

 

個々のデバイスのステータス

デバイスグループ概要テーブルの後に、グループ内の個々のデバイスがデバイス番号とステータスアイコンとともに表示されます。

[アクティブ/OKステータスアイコン]電源がオンになっておりアクティブです。障害は検出されていません。
[失敗ステータスアイコン]自己診断に失敗しました。使用できません。

マウスのカーソルを動かしてデバイスアイコンに合わせると、ツールチップのポップアップが表示され、デバイスの詳細名とステータスが表示されます。

アクション

それぞれのビューの右側には、Partition Managerで実行できるアクションのメニューがあります。 これらのアクションは6つのサブメニューに分類されています。 サブメニューを展開するには、サブメニュー名の左側にある [+]アイコンをクリックします。 サブメニューの下にあるアクションが表示され、アイコンは [-]に変わります。 サブメニューを閉じるには、アイコンをクリックします。 サブメニューの下にあるアクションが非表示となり、アイコンは [+]に戻ります。

Partition Managerが開始すると、各サブメニューは閉じられます。 ビューを変更すると、展開していたサブメニューは展開されたままとなり、閉じられていたサブメニューもそのままとなります。

各ビューで、メニューのすべてのアクションが表示されるわけではありません。 特定の条件下では実行することができないため、メニューに表示されないアクションがあります。 無効になっているアクションはメニューでグレー表示され、クリックできません。 システムの現在の状態と現在選択されているオブジェクトによって、アクションが有効または無効になります。

マウスのカーソルをクリックせずにアクションの名前に合わせると、ツールのヒントのポップアップが表示されます。 現在有効になっているアクションの場合、アクションの実行内容を説明するテキストが表示されます。 現在無効になっているアクションの場合、アクションが無効な理由を説明するテキストが表示されます。

次の表は、このビューで有効になっているアクションを示します。 このビューで有効にできないアクションは含まれていません。 各サブメニューおよびアクションの右側には簡単な説明と、アクションを有効にするための要件が表示されます。 必要な条件が満たされない場合、メニュー内のアクションはグレー表示になり選択できません。 アクションの名前をクリックすると、アクションの詳細なヘルプに移動します。

表 2  アクションメニュー

[-][コンプレックス]

アクションはコンプレックス全体に関係します。 このアクションはすべてのビューで有効になっています。

 
 [コンプレックス名の設定]
コンプレックスの名前を変更します。
 
 [コンプレックス稼動状態の解析] 

コンプレックスの健全性を全体的に分析する問題探知機能を実行します。

 
 [すべてのLEDをクリア]

すべてのアテンションインジケータをオフにします。

 
 [コンプレックス詳細の表示]

コンプレックス全体の詳細な構成およびステータスを示すテキストレポートを表示します。

[-][nPartition]

1つ以上の既存のnPartitionに関係するアクションです。 [nPartitionの作成]はすべてのビューで有効になっています。 nPartitionが選択されている場合や、現在のスコープで暗黙的に選択されている場合、他のnPartitionのアクションが有効になります。 セルスコープやI/Oシャーシスコープの中では、当該セルまたはI/Oシャーシを含むnPartitionは、暗黙的に選択されているとみなされます。

 
 [nPartitionの作成]

[nPartitionの作成] ウィザードを開始して、nPartitionを新規作成します。必須:コンプレックスに空きセルが必要です。 空いていないセルを選択しないでください。オプション:空きセルが選択された場合、ウィザードの[セルの選択]ステップでこのセルが事前に選択されます。

[-][ツール]

Partition Managerにあるユーティリティのアクションです。 このアクションは常に有効です。

 
 [データの更新]

新規コンプレックスをスキャンし、表示内容を更新します。

 
 [ログファイルの表示]

Partition Managerを実行中のシステムについて、システム管理ログファイルを表示します。

 
 [コンプレックスの切り替え]

他のコンプレックスと接続するためにユーザー認証の画面に戻ります。

[-][ヘルプ]

このアクションは別のブラウザウィンドウでオンラインヘルプを表示します。 ヘルプのブラウザウィンドウがすでに開いている場合は、そのウィンドウが再利用されて、選択されたヘルプページが表示されます。 このアクションにより、最初のヘルプページが選択されて表示されます。 そこから、その他のヘルプページを参照できます。 このアクションは常に有効です。

 
 [現在のビュー]

現在のコンテキストに固有のヘルプを表示します。 現在のビューに関連したヘルプページが表示されます。

 
 [概要]

概要のヘルプトピックが表示されます。 このトピックでは、Partition Managerの概要、およびアプリケーションとオンラインヘルプで使用する概念と用語について説明します。

 
 [バージョン情報]

Partition Managerについてのヘルプトピックが表示されます。 このページでは、製品バージョンやリリース履歴、著作権および商標情報、およびその他の法的表示事項を表示します。