HP

Partition Manager ヘルプ

日本語
  アクション  |  nPartitionの変更   

nPartitionの変更

目次
索引
支援情報
概要
パーティション機能
起動と停止
コンプレックススコープ
パーティションスコープ
セルスコープ
I/Oシャーシスコープ
アクション
コンプレックス名の設定
コンプレックス稼動状態の解析
すべてのLEDをクリア
コンプレックス詳細の表示
nPartitionの作成
セルの割り当て
nPartitionの削除
nPartitionの変更
完了
セルの割り当て解除
セル電源のオン/オフ
セルLEDをオンにする/オフにする
シャーシの電源をオンにする/オフにする
シャーシLEDをオンにする/オフにする
I/Oスロットに関するアクション
ログファイルの表示
ステータスインジケータ
メッセージ
リリースノート
Partition Managerについて
用語集
ヘルプの使い方
 概要
 一般タブ
 セルの追加/割り当て解除タブ
 セルオプションの設定タブ
 メモリー構成タブ
 メッセージ

概要

既存のnPartitionのプロパティを変更するには、nPartitionを選択してアクションメニューから[nPartition][変更]を選択します。 パーティションスコープ内で作業中の場合、表示されているnPartitionが暗黙的に選択されます。 セルスコープまたはI/Oシャーシスコープ内で作業中の場合、表示されているセルまたはI/Oシャーシを含むnPartitionが暗黙的に選択されます。

このアクションにより4つのタブが表示され、これらを使って変更を行うことができます。 タブ間の移動はどのような順序でもよく、タブ内で設定を参照したり、任意の設定に変更できます。 また必ずしもすべてのタブを参照する必要はありません。 必要に応じて、同じタブを何度でも参照できます。

nPartitionへの変更作業が完了したら、ページ下部の[OK]ボタンをクリックします。 この操作により、nPartitionの変更: 完了のページが開き、変更を確定する前に新しい構成をここで確認できます。

nPartitionの変更: 完了ページを完了するまでは、nPartitionは実際に変更されません。

このnPartitionへの変更を行わない場合は、[取消し]ボタンをクリックします。 すると前のビューに戻り、タブ上で行った変更は適用されません。

以下のセクションで、このダイアログの各タブと、Partition Managerによって表示されるメッセージを説明します。

 一般タブ
 セルの追加/割り当て解除タブ
 セルオプションの設定タブ
 メモリー構成タブ
 メッセージ

一般タブnPartition名の指定

このタブは、nPartitionに割り当てられたパーティションの名前を表示し、必要に応じて変更するときに使用します。

各nPartitionを識別するのは、パーティション番号(サーバーから割り当て)およびパーティションの名前(管理者から割り当て)です。 単一サーバーのシステムではパーティション番号が固有の識別子ですが、パーティションの名前は重複しても構いません。 ただし、固有のパーティション名を割り当てることで混乱を避けることができ、オペレータによる誤操作も減るので、 nPartitionごとに固有のパーティション名を割り当てることを強くお勧めします。 Partition Managerではパーティションの名前の割り当ては必要ですが、名前の重複チェックは行われません。

パーティションの名前は、以下の文字からなるASCII形式の文字列で構成されます。

  • 英字(a-zA-Z)

  • 数字(0-9)

  • アンダースコア (_)

  • ハイフン(-)

  • ピリオド(.)

  • スペース文字

パーティションの名前の長さは64文字までですが、通常はできるだけ名前を短くした方がPartition Managerの表示が少なくなり見やすくなるため好都合です。

セルの追加/割り当て解除タブ

このタブは、現在nPartitionに割り当てられているセルの表示や、nPartitionに追加するセルの選択、およびnPartitionから割り当て解除するセルの選択解除に使用します。

nPartitionに現在割り当てられているセルはすでに選択されています。 nPartitionに追加するセルを選択するには、空きセルについているチェックボックスをクリックします。 これにより、セルのチェックボックスにチェックマークがつきます。 空のセルスロットや、他のnPartitionにすでに割り当てられているセルは選択できません。 選択したセルにI/Oシャーシが接続されていれば、I/OシャーシもnPartitionに含まれます。

空きセルを選択してから[セルの割り当て]アクションを実行してこのページに移動した場合、これらの空きセルはこのタブですでに選択されています。

このnPartitionからセルを割り当て解除するには、選択されているセルのチェックボックスをクリックします。 するとチェックマークがクリアされ、セルが選択解除されます。 選択解除した後、セルを選択しなおすこともできます。 選択解除したセルにI/Oシャーシが接続されていれば、I/OシャーシもnPartitionから削除されます。

このnPartitionのセルを選択してから[セルの割り当て解除]アクションを実行してこのページに移動した場合、これらのセルはこのタブですでに選択解除されています。

セルのすべての組み合わせが、推奨される構成になるとは限りません。 詳細については、構成ガイドを参照してください。

図 1に、セルを選択した状態のキャビネットの一般的な例を示します。

図 1  セルを選択した状態のキャビネット

セルを選択した状態のキャビネット

1セル0は別のnPartitionに割り当てられているため、グレー表示されていて選択できません。
2セル2はこのnPartitionに割り当てられたセルで、現在も選択されていて、このnPartitionに割り当てられています。
3セル4はこのnPartitionに割り当てられていましたが、選択解除されたためnPartitionから割り当て解除されます。
4セル7は空きセルでしたが、現在は選択されていて、このnPartitionに割り当てられます。

サーバーモデルによっては、セルの表示が図 1とは若干異なることがあります。

詳細の表示

セルのアイコンの中央をクリックすれは、セルの詳細を調べることができます。 ブラウザの新しいウィンドウにセルプロパティのビューが表示されます。 これにはセルスコープのビューと同じ情報が表示されます。 このブラウザの新しいウィンドウでは[一般]タブ、[CPUとメモリー]タブ、および[I/O]タブを相互に切り替えられますが、セルスコープの外には移動できません。 セルプロパティの確認が終了したら、ブラウザの新しいウィンドウを閉じます。

I/Oシャーシのアイコンの中央をクリックすれば、I/Oシャーシの詳細を調べることができます。 ブラウザの新しいウィンドウにI/Oシャーシプロパティのビューが表示されます。 これにはI/Oシャーシスコープのビューと同じ情報が表示されます。 このブラウザの新しいウィンドウでは[一般]タブと[I/O]タブを相互に切り替えられますが、I/Oシャーシスコープの外には移動できません。 I/Oシャーシプロパティの確認が終了したら、ブラウザの新しいウィンドウを閉じます。

セルオプションの設定タブ

このタブは、このnPartitionに割り当てられるよう選択したセルについて、オプション属性を設定するために使用します。 すでにこのnPartitionに割り当てられているセルの属性は変更されていません。 このnPartitionに追加される空きセルの属性はデフォルトとなります。 しかしデフォルトのままでは、nPartitionで組み合わせて使用されるアプリケーションに対して、パフォーマンスが最適にならないことがあります。 nPartitionの構成に関する要件および推奨事項については、構成ガイドを参照してください。

表 1  セル属性

ハードウェアの場所

セルの物理的な場所(キャビネットとセルスロット)。 このフィールドの値をクリックすれば、セルの詳細を調べることができます。 ブラウザの新しいウィンドウにセルプロパティのビューが表示されます。 これにはセルスコープのビューと同じ情報が表示されます。 このブラウザの新しいウィンドウでは[一般]タブ、[CPUとメモリー]タブ、および[I/O]タブを相互に切り替えられますが、セルスコープの外には移動できません。 セルプロパティの確認が終了したら、ブラウザの新しいウィンドウを閉じます。

接続先

このセルが接続しているI/Oシャーシ(存在する場合)。 このフィールドの値をクリックすれば、I/Oシャーシの詳細を調べることができます。 ブラウザの新しいウィンドウにI/Oシャーシプロパティのビューが表示されます。 これにはI/Oシャーシスコープのビューと同じ情報が表示されます。 このブラウザの新しいウィンドウでは[一般]タブと[I/O]タブを相互に切り替えられますが、I/Oシャーシスコープの外には移動できません。 I/Oシャーシプロパティの確認が終了したら、ブラウザの新しいウィンドウを閉じます。

コアセル可

セルがコアセルに必要な属性を備えているかを示します(「はい」または「いいえ」)。 この値が「いいえ」の場合、このセルにはコアセル候補の値を指定できません。

セルタイプ

常にベースに設定されています。 他のセルタイプは将来のリリースで導入される可能性があります。

次回ブート時に使用

このフィールドを「いいえ」に設定すると、nPartitionが次回ブートされたとき、このセルはアクティブ化されません。

デフォルト: はい

エラー時の使用法

ハードウェア障害後のセルの使用方法を指定します。 常にベースに設定されています。 エラー時の使用法についての他の種類は、将来のリリースで導入される可能性があります。

コアセル候補

セルをコアセルとして試行する際の優先順位を指定します。

それぞれのnPartitionには、 nPartitionがブートしたときにシステムファームウェアがコアセルとして選択するセルが1つあります。 HP sx2000チップセットを搭載したサーバーでは、各セルにコアI/Oが提供されるので、すべてのセルは使用可能なコアセルです。 他のnPartitionサーバーでは、セルがコアI/Oを含むI/Oシャーシに接続されたときだけ使用可能なコアセルとなります。

コアセルになることが可能なセルがnPartitionに複数存在する場合、このフィールドを使用して、候補セルを試行する順番を指定できます。 コアセル候補は指定しなくても構いません。 候補を指定しない場合(つまり、それぞれの候補セルについてこのフィールドを「なし」に設定した場合)、コアセルは自動的に選択されます。

候補は4つまで指定できます(第1第2第3、および第4)。 4つの候補すべてを指定する必要はありませんが、間を空けて候補を選択してはいけません。 たとえば、候補として第1のみ、または第1および第2のみを選択することはできますが、第2および第4のみを選択することはできません。

nPartitionがブートされたとき、システムファームウェアは第1の候補をコアセルとして選択することを試行します。 選択されたセルがコアセルとして不適格な場合(たとえば、[次回ブート時に使用]フラグが「いいえ」に設定されているか、ハードウェアエラーが発生した場合)、第2候補が試行されます。 指定された候補すべてを試行してもコアセルを選択できなかった場合、システムファームウェアはnPartition内の他のセルについて試行します。 コアセル候補の値を持たないセルでも、コアセルに選択されうることに注意してください。

デフォルト:  nPartitionを新たに作成すると、セルスロット番号の順に従い、コアセルになりうる最初の4つのセルについてコアセル候補の値が第1から第4まで割り当てられます。 既存のnPartitionを修正して追加した新しいセルについて、このフィールドはデフォルトの「なし」になります。

 

メモリー構成タブ

このタブを使って、nPartitionのセルのメモリーをインタリーブメモリーセルローカルメモリー(CLM)に割り当てる方法を指定できます。

セルローカルメモリーはHP-UX 11i v2(B.11.23)、SuSE Linux Enterprise Server 9またはMicrosoft® Windows®を実行しているnPartitionでのみサポートされています。CLMをサポートしないオペレーティングシステムでnPartitionをブートすると、CLMとして割り当てられたメモリーは使用できません。

使用可能なメモリーテーブルでは、nPartitionの全メモリーおよびブート可能なメモリーを示します。

表 2  使用可能なメモリー

ベースセルの合計メモリー(GB)nPartition内のすべての セル上で構成されたメモリー合計量。
次回ブートで使用可能なメモリー(GB)nPartitionでブートするよう構成されたすべての セル上で構成された、メモリー合計量(「次回ブート時に使用」フラグは「はい」に設定されています)。
HP-UXで必要な最小インタリーブ(GB)

PA-RISC nPartition. についてのみ表示されます。この値については、以下のHP-UXの要求事項メッセージについての説明を参照してください。

 

インタリーブメモリー領域テーブルには、nPartition内のインタリーブメモリーの構成状況が表示されます。 Partition Managerが該当する情報を取得できない場合、この表は表示されず、代わりにメッセージが表示されます。 メモリーインタリーブはnPartitionのブート時に行われます。このため、nPartitionが非アクティブであるかブートされていない場合、もしくはサーバーとオペレーティングシステムの構成がインタリーブメモリー領域を提供していない場合は、インタリーブの情報が使用できません。

インタリーブメモリーは、nPartitionの複数のセルにわたる1つ以上の領域で構成されます。 最適なインタリーブは、インタリーブに提供しているセルの数が2の累乗で、すべてのセルが同じ2の累乗のGB量のメモリー(0.5 GBを含む)を提供しているときに、実現できます。 この場合は、単一のインタリーブメモリー領域が存在します。 それ以外の場合は、複数の領域が作成されます。 たとえば、nPartitionに4つのセルがあり、そのうち2つが12 GBのメモリーで、残り2つが8 GBのメモリーの場合は、2つのインタリーブ領域が作成されます。1つは、それぞれ8 GBを提供している4つすべてのセルを伴い、もう1つは、それぞれ4 GBを提供している2つのセルだけを持ちます。

表 3  インタリーブメモリー領域

インタリーブ領域

領域には0から順に番号が振られます。

セルの場所

領域に提供する各セルがここにリストされます。 セルの特定は、キャビネット番号およびキャビネット内のセルスロット番号で行います(例:「cab0, cell2」)。 セルの識別子をクリックすると、セルについての詳細が表示できます。 この操作により、そのセルについてのセルスコープの一般ビューに移動します。

インタリーブメモリー量(GB)

領域内の各セルから提供された、インタリーブメモリーの合計量(GB)。

インタリーブ領域のメモリー合計量(GB)

このインタリーブ領域のメモリー合計量(GB)。 これは領域の各セルから提供されたメモリーの合計です。

 

このnPartitionにすでに割り当てられたセルのメモリー構成は変更されていません。 セルの追加または割り当て解除に対応して、この構成を調整します。 このnPartitionに追加される空きセルのメモリー設定はデフォルトとなります。 しかしデフォルトのままでは、nPartitionで組み合わせて使用されるアプリケーションに対して、パフォーマンスが最適にならないことがあります。 nPartitionの構成に関する要件および推奨事項については、構成ガイドを参照してください。

nPartitionのメモリーを構成するために、以下のフィールドが用意されています。

表 4  セルローカルメモリー(CLM)の割り当て

ハードウェアの場所

セルの物理的な場所(キャビネットとセルスロット)。 このフィールドの値をクリックすれば、セルの詳細を調べることができます。 ブラウザの新しいウィンドウにセルプロパティのビューが表示されます。 これにはセルスコープのビューと同じ情報が表示されます。 このブラウザの新しいウィンドウでは[一般]タブ、[CPUとメモリー]タブ、および[I/O]タブを相互に切り替えられますが、セルスコープの外には移動できません。 セルプロパティの確認が終了したら、ブラウザの新しいウィンドウを閉じます。

セルタイプ

常にベースに設定されています。 他のセルタイプは将来のリリースで導入される可能性があります。

次回ブート時に使用

このフィールドが「いいえ」に設定されている場合、このセルはnPartitionが次回ブートされたとき非アクティブになります。 セルにあるメモリーは、このフラグが「いいえ」に設定されると、このテーブルの一番下にある[次回ブート時に使用可]の合計にカウントされないか、上の使用可能なメモリーテーブルにある[次回ブートで使用可能なメモリー]フィールドにカウントされません。

合計メモリー正常(GB)

セル上で構成済みで使用できるメモリー合計量(GB)。

実際のCLM使用量(GB)

nPartitionがブートされたときに、CLMとして割り当てられるセルのメモリー量(GB)。 実際のCLMは要求されたCLMと異なることがありますが、これはシステムファームウェアによるセルのハードウェア上の制約と、インタリーブメモリーの最小要件があるためです。

nPartitionが非アクティブなとき、このカラムは無視されます。

要求されたCLM

CLMとして要求されるセルのメモリー合計量。 この値は次のいずれかの方法で入力できます。

分数使用可能なメモリー合計量に占める割合を分数で選択します。 ドロップダウンリストでは、メモリー量が4GB未満の場合は「1/4 (25%)」で、4GB以上の場合は「1/8 (12.5%)」刻みになっています。

固定値CLMとして実際に使用するメモリー量を入力します。 指定する値は、0.5GB刻みで最も近い値へ丸める必要があります。 使用可能なメモリー合計量を超える値を入力すると、使用可能なメモリー合計量の値まで丸められます。

要求インタリーブ(GB)

インタリーブメモリーとして要求されたセルのメモリー合計量(GB)。 これは[合計メモリー正常]から[要求されたCLM]を引いた値です。

 

メッセージ

タブを切り替えるか[OK]ボタンをクリックすると、以下のメッセージのいずれか1つが表示されることがあります。



nPartitionに割り当てられたセルがありません。 すべてのnPartitionには使用可能なコアセル(コアI/Oカードを持つI/Oシャーシに割り当てられたセル)が少なくとも1つは必要です。 nPartitionを削除することが目的の場合、nPartitionの削除タスクを使用してください( nPartitionの変更タスクはnPartitionの削除には使用できません)。

それぞれのnPartitionにはセルが少なくとも1つ必要です。 [OK]ボタンをクリックして[セルの追加/割り当て解除]タブに戻ってください。 HP sx2000チップセットを搭載したサーバーでは、各セルにコアI/Oが提供されるので、すべてのセルは使用可能なコアセルです。 他のnPartitionサーバーでは、セルがコアI/Oを含むI/Oシャーシに接続されたときだけ使用可能なコアセルとなります。詳細はコアセルを参照してください。



nPartitionに使用可能なコアセルが割り当てられていません(コアI/Oカードを持つセルがありません)。 すべてのnPartitionに、使用可能なコアセルが少なくとも1つは必要です。コアセルがない場合、nPartitionはブートできません。

それぞれのnPartitionには、ブート時にコアセルとして選択できるセルが少なくとも1つ必要です。 選択したすべてのセルは、コアセルの要件を満たしません。

[OK]ボタンをクリックして[セルの追加/割り当て解除]タブに戻ってください。 HP sx2000チップセットを搭載したサーバーでは、各セルにコアI/Oが提供されるので、すべてのセルは使用可能なコアセルです。 他のnPartitionサーバーでは、セルがコアI/Oを含むI/Oシャーシに接続されたときだけ使用可能なコアセルとなります。詳細はコアセルを参照してください。



[次回ブート時に使用]フラグが"はい"に設定されている使用可能なコアセル(コアI/Oカードを持つI/Oシャーシに接続されたセル)が少なくとも1つは必要です。 そうでない場合、nPartitionはブートできません。

それぞれのnPartitionには、ブート時にコアセルとして選択できるセルが少なくとも1つ必要です。 nPartitionが次回ブートされるときに、使用可能なコアセルとしてnPartitionに選択されてアクティブになるセルはありません。 HP sx2000チップセットを搭載したサーバーでは、各セルにコアI/Oが提供されるので、すべてのセルは使用可能なコアセルです。 他のnPartitionサーバーでは、セルがコアI/Oを含むI/Oシャーシに接続されたときだけ使用可能なコアセルとなります。

[OK]ボタンをクリックして[セルオプションの設定]タブに戻ってください。 少なくとも1つの使用可能なコアセルについて、[次回ブート時に使用]フラグを「はい」に設定する必要があります。 詳細はコアセルを参照してください。



コアセル候補はすべて"なし"に設定されています。 システムファームウェアにより、デフォルトのアルゴリズムに基づいてコアセルが選択されます(nPartitionブート時)。 続行するには[OK]をクリックしてください。

コアセル候補は指定しなくても構いません。 [OK]をクリックして継続すると、nPartitionがブートされるときにコアセルは自動選択されます。 コアセル候補を指定するときは、[取消し]をクリックします。



コアセル候補の順番が連続ではありません。 続行する前に指定したすべてのコアセル候補が連続した順番になっていることを確認してください。

4つの候補すべてを指定する必要はありませんが、間を空けて候補を選択してはいけません。 たとえば、候補として第1のみ、または第1および第2のみを選択することはできますが、第2および第4のみを選択することはできません。


 

PA-RISC nPartitionでHP-UXをブートするには、...GB以上のインタリーブメモリーが必要です。(全メモリーが...GBの場合)。このパーティション内のセルに構成されているCLMを減らして、インタリーブメモリーを増やしてください。

HP-UXは最低限のインタリーブメモリーがないと、PA-RISC nPartitionをブートできません。 最低限必要な容量は、nPartitionでブートするよう構成されたセルに設置された、メモリー合計量に依存します。

インタリーブの最少量 =
    1.5 GB
  + 0.5 GB (ブート可能メモリー16 GBごとに)
           (あるいは、その割合)

たとえば、メモリーが2.0GBの単一セルから構成されるnPartitionでは、セルローカルメモリーを構成できません。 ブート可能なメモリーの合計が16 GB以下のnPartitionでは、HP-UXをブートするにはインタリーブメモリーが2.0GB必要です。

このnPartition構成では、HP-UXをブートできません。 CLMの容量を減らすことで、インタリーブメモリーの容量を必要最低限(またはそれ以上)に増やす必要があります。



このnPartition内のインタリーブメモリー量とベースセル数の組み合わせが、最適なインタリーブメモリー構成になっていません。 最適なインタリーブメモリー構成の規則は次のとおりです:

...

メッセージに表示される規則に従うことで、このnPartitionのメモリーインタリーブのパフォーマンスを向上できます。 サーバー構成および必要なnPartitionの数により、それぞれのnPartitionに最適なインタリーブを提供できないことがあります。 詳細については、構成ガイドを参照してください。

[OK]をクリックすると、このメモリー構成を保持して継続します。

[取消し]をクリックすると、[メモリーの構成]タブに戻ってメモリー構成を変更できます。



システムファームウェアはこのnPartitionに 0.5 GB以上のインタリーブメモリーが必要です。 続行すると、システムファームウェアはnPartitionのブート時に、実際のメモリー構成を調整して、インタリーブメモリーの必要最小量を確保します。

[OK]をクリックすると先へ進みます。 システムファームウェアに要求されたインタリーブメモリーの必要最小量を用意するために、指定したメモリー構成がnPartitionのブート時に変更されます。 しかしこの方法では、nPartitionで組み合わせて使用されるアプリケーションに対して、メモリー構成が最適にならないことがあります。 詳細については、構成ガイドを参照してください。

[取消し]をクリックすると、[メモリーの構成]タブに戻ってメモリー構成を変更できます。