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Partition Manager ヘルプ

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  I/Oシャーシスコープ  |  I/Oビュー   

I/Oビュー

目次
索引
支援情報
概要
パーティション機能
起動と停止
コンプレックススコープ
パーティションスコープ
セルスコープ
I/Oシャーシスコープ
一般ビュー
I/Oビュー
アクション
ステータスインジケータ
メッセージ
リリースノート
Partition Managerについて
用語集
ヘルプの使い方
 I/Oスロットの内容
 アクション

このビューでは、特定のI/Oシャーシの内容が表示されます。 このビューを使用して、このI/Oシャーシに取り付けられているI/Oカードの概要を確認します。

Partition Managerの表示に関する一般的な情報については、ヘルプトピックPartition Managerの表示に共通する構成要素を参照してください。

I/Oスロットの内容

表 1  I/Oスロットテーブルのフィールド

I/Oスロット

I/Oスロットは、キャビネット番号、I/Oベイ、I/Oシャーシスロット、およびI/Oシャーシ内のI/Oスロット番号で識別されます。 これは4つの部分に分かれたIDで表示されます。 ID 「0-1-3-2」は、キャビネット0内のI/Oベイ1にあるI/Oシャーシ3のI/Oスロット2を指します。

I/Oスロット識別子はアクティブなハイパーリンクです。 このリンクをクリックすると、Partition ManagerによってHP-UX周辺機器ツール(pdweb)が起動され、このI/Oスロットについての詳細が表示されます。 このツールが使用可能なのは、HP-UX 11i v2 (B.11.23)以降が稼動しているnPartitionのみです。 選択されたnPartitionでHP-UX周辺機器ツールが実行されておらず、要求に応じて起動するように構成されていない場合、Partition ManagerではI/OスロットまたはI/Oカードに関するすべてのアクションを実行できません。 詳細については、I/Oスロットに関するアクションを参照してください。

以前のバージョンのHP-UXが稼動しているnPartitionでは、sam(1M)を使用してI/Oデバイスの情報を表示できます。 Microsoft® Windows®のオペレーティングシステムが稼動しているnPartitionでは、デバイス マネージャを使用してI/Oデバイスの情報を表示することができます。

このフィールドの横にあるチェックボックスを使用して、I/Oスロットを選択できます。 これで、アクションメニュー内のI/Oスロットアクションが有効になります。

説明

このスロットのI/Oカードの説明。 このI/Oスロットが空の場合、このフィールドには「-」が表示されます。

 

アクション

それぞれのビューの右側には、Partition Managerで実行できるアクションのメニューがあります。 これらのアクションは6つのサブメニューに分類されています。 サブメニューを展開するには、サブメニュー名の左側にある [+]アイコンをクリックします。 サブメニューの下にあるアクションが表示され、アイコンは [-]に変わります。 サブメニューを閉じるには、アイコンをクリックします。 サブメニューの下にあるアクションが非表示となり、アイコンは [+]に戻ります。

Partition Managerが開始すると、各サブメニューは閉じられます。 ビューを変更すると、展開していたサブメニューは展開されたままとなり、閉じられていたサブメニューもそのままとなります。

各ビューで、メニューのすべてのアクションが表示されるわけではありません。 特定の条件下では実行することができないため、メニューに表示されないアクションがあります。 無効になっているアクションはメニューでグレー表示され、クリックできません。 システムの現在の状態と現在選択されているオブジェクトによって、アクションが有効または無効になります。

マウスのカーソルをクリックせずにアクションの名前に合わせると、ツールのヒントのポップアップが表示されます。 現在有効になっているアクションの場合、アクションの実行内容を説明するテキストが表示されます。 現在無効になっているアクションの場合、アクションが無効な理由を説明するテキストが表示されます。

次の表は、このビューで有効になっているアクションを示します。 このビューで有効にできないアクションは含まれていません。 各サブメニューおよびアクションの右側には簡単な説明と、アクションを有効にするための要件が表示されます。 必要な条件が満たされない場合、メニュー内のアクションはグレー表示になり選択できません。 アクションの名前をクリックすると、アクションの詳細なヘルプに移動します。

このビューでは、I/Oシャーシとそれに接続しているセル、およびI/Oシャーシが割り当てられているnPartitionが暗黙的に選択され、これらの選択されているオブジェクトの1つを必要とするアクションが有効になります。

表 2  アクションメニュー

[-][コンプレックス]

アクションはコンプレックス全体に関係します。 このアクションはすべてのビューで有効になっています。

 
 [コンプレックス名の設定]
コンプレックスの名前を変更します。
 
 [コンプレックス稼動状態の解析] 

コンプレックスの健全性を全体的に分析する問題探知機能を実行します。

 
 [すべてのLEDをクリア]

すべてのアテンションインジケータをオフにします。

 
 [コンプレックス詳細の表示]

コンプレックス全体の詳細な構成およびステータスを示すテキストレポートを表示します。

[-][nPartition]

1つ以上の既存のnPartitionに関係するアクションです。 [nPartitionの作成]はすべてのビューで有効になっています。 nPartitionが選択されている場合や、現在のスコープで暗黙的に選択されている場合、他のnPartitionのアクションが有効になります。 セルスコープやI/Oシャーシスコープの中では、当該セルまたはI/Oシャーシを含むnPartitionは、暗黙的に選択されているとみなされます。

 
 [nPartitionの作成]

[nPartitionの作成] ウィザードを開始して、nPartitionを新規作成します。必須:コンプレックスに空きセルが必要です。 空いていないセルを選択しないでください。オプション:空きセルが選択された場合、ウィザードの[セルの選択]ステップでこのセルが事前に選択されます。

 
 [セルの割り当て]

既存のnPartitionにセルを割り当てます。必須:1つ以上の空きセルを選択する必要があります。 nPartitionに割り当てられたセルは選択できません。オプション:単一のnPartitionも選択できます。

 
 [nPartitionの削除]

既存のnPartitionを削除し、リソースを解放します。必須:現在のスコープで、単一のnPartitionが選択または暗黙的に選択されている必要があります。

 
 [nPartitionの変更]

既存のnPartitionを変更します。必須:現在のスコープで、単一のnPartitionが選択または暗黙的に選択されている必要があります。

 
 [セルの割り当て解除]

セルを既存のnPartitionから割り当て解除し、セルを空きセルにします。必須:単一のnPartitionに属する1つ以上のセルが選択されている必要があります。 空きセル以外は選択できません。

[-][セル]

1つ以上の特定のセルに関係するアクションです。 これらのアクションはセルスコープのビュー内で、または1つ以上のセルを選択したときに有効になります。

 
 [セルの割り当て]

既存のnPartitionにセルを割り当てます。必須:1つ以上の空きセルを選択する必要があります。 nPartitionに割り当てられたセルは選択できません。オプション:単一のnPartitionも選択できます。

 
 [セルの電源をオンにする]

セルスロットの電源をオンにします。必須:電源がオフになっているセルまたはセルスロットを選択する必要があります。

 
 [セルの電源をオフにする]

セルスロットの電源をオフにします。必須:電源がオンになっている非アクティブなセルまたはセルスロットを選択する必要があります。

 
 [セルLEDをオンにする]

セルのアテンションインジケータをオンにします。必須:セルスロットを選択する必要があります。

 
 [セルLEDをオフにする]

セルのアテンションインジケータをオフにします。必須:セルスロットを選択する必要があります。

 
 [セルの割り当て解除]

セルを既存のnPartitionから割り当て解除し、セルを空きセルにします。必須:単一のnPartitionに属する1つ以上のセルが選択されている必要があります。 空きセル以外は選択できません。

[-][I/O]

I/OシャーシまたはI/Oカードスロットに関係するアクションです。

 
 [シャーシの電源をオンにする]

I/Oシャーシの電源をオンにします。必須:電源がオフになっているI/Oシャーシを選択する必要があります。

 
 [シャーシの電源をオフにする]

I/Oシャーシの電源をオフにします。必須:電源がオンになっている使用されていないI/Oシャーシを選択する必要があります。

 
 [シャーシLEDをオンにする]

I/Oシャーシのアテンションインジケータの電源をオンにします。必須:I/Oシャーシを選択する必要があります。

 
 [シャーシLEDをオフにする]

I/Oシャーシのアテンションインジケータの電源をオフにします。必須:I/Oシャーシを選択する必要があります。

 
 [カードの追加]

I/Oカードスロットに挿入する新しいカードをアクティブ化する準備をします。必須:アクティブなnPartition内のアクティブなI/Oシャーシにある、空のI/Oカードスロットを選択する必要があります。HP-UX周辺機器ツールをnPartition上で実行するか、必要に応じて実行できるように構成しておかなければなりません。

 
 [カードをオンラインにする]

ドライバにまだ要求されていないI/Oカードをアクティブ化するか、要求されたI/Oカード上の一時停止中のポートすべてをアクティブ化します。必須:アクティブなnPartition内のアクティブなI/Oシャーシにある、使用中のI/Oカードスロットを選択する必要があります。HP-UX周辺機器ツールをnPartition上で実行するか、必要に応じて実行できるように構成しておかなければなりません。

 
 [スロットLEDを点灯]

I/Oカードスロットの物理的位置を示すアテンションインジケータを点滅させます。必須:アクティブなnPartition内のアクティブなI/OシャーシにあるI/Oカードスロットを選択する必要があります。HP-UX周辺機器ツールをnPartition上で実行するか、必要に応じて実行できるように構成しておかなければなりません。

 
 [CRAの実行]

クリティカルリソース分析を実行し、選択されたI/Oカードの電源をオフにすることによる影響を表示します。必須:アクティブなnPartition内のアクティブなI/Oシャーシにある、使用中のI/Oカードスロットを選択する必要があります。HP-UX周辺機器ツールをnPartition上で実行するか、必要に応じて実行できるように構成しておかなければなりません。

 
 [カードの交換]

すべてのポートを一時停止してカードを一時的に非アクティブ化し、互換性のあるI/Oカードと取り替えて再アクティブ化できるようにします。必須:アクティブなnPartition内のアクティブなI/Oシャーシにある、使用中のI/Oカードスロットを選択する必要があります。HP-UX周辺機器ツールをnPartition上で実行するか、必要に応じて実行できるように構成しておかなければなりません。

 
 [記憶装置の表示]

I/Oカードに接続している記憶装置の詳細情報を表示します。必須:アクティブなnPartition内のアクティブなI/Oシャーシにある、使用中のI/Oカードスロットを選択する必要があります。HP-UX周辺機器ツールをnPartition上で実行するか、必要に応じて実行できるように構成しておかなければなりません。

[-][ツール]

Partition Managerにあるユーティリティのアクションです。 このアクションは常に有効です。

 
 [データの更新]

新規コンプレックスをスキャンし、表示内容を更新します。

 
 [ログファイルの表示]

Partition Managerを実行中のシステムについて、システム管理ログファイルを表示します。

 
 [コンプレックスの切り替え]

他のコンプレックスと接続するためにユーザー認証の画面に戻ります。

[-][ヘルプ]

このアクションは別のブラウザウィンドウでオンラインヘルプを表示します。 ヘルプのブラウザウィンドウがすでに開いている場合は、そのウィンドウが再利用されて、選択されたヘルプページが表示されます。 このアクションにより、最初のヘルプページが選択されて表示されます。 そこから、その他のヘルプページを参照できます。 このアクションは常に有効です。

 
 [現在のビュー]

現在のコンテキストに固有のヘルプを表示します。 現在のビューに関連したヘルプページが表示されます。

 
 [概要]

概要のヘルプトピックが表示されます。 このトピックでは、Partition Managerの概要、およびアプリケーションとオンラインヘルプで使用する概念と用語について説明します。

 
 [バージョン情報]

Partition Managerについてのヘルプトピックが表示されます。 このページでは、製品バージョンやリリース履歴、著作権および商標情報、およびその他の法的表示事項を表示します。