このビューでは、特定のセル上のCPUとメモリーの詳細が表示されます。
概要テーブル
このビューの上部には、セル上にあるCPUとメモリーDIMMを表示する概要テーブルがあります。 概要テーブルには、特定の状態にあるコンポーネントの総数が表示されます。 特定のコンポーネントがどの状態にあるかを調べるには、概要テーブルの下にあるセル詳細セクションを使用してください。 概要テーブルでは、アイコンが各状態に関連付けられます。 これらのアイコンは、セル詳細セクションの中で個々のCPUとDIMMのステータスを示すのに使用されます。
表 1 CPU ![[アクティブ/OKステータスアイコン]](up_arrow.gif) | OK |
セル上で構成済みで使用できるCPUの総数。
| ![[構成解除ステータスアイコン]](orange_x.gif) | 構成解除済み |
セルに取り付けられているものの構成が解除されているために使用できないCPUの総数。
| | 最大 |
セルに取り付け可能なCPUの総数。
|
表 2 メモリー | DIMM | 量(GB) |
---|
![[アクティブ/OKステータスアイコン]](up_arrow.gif) | OK |
セル上で構成済みで使用できるDIMMの総数。
|
構成済みのDIMMのメモリー合計量(GB)。
| ![[構成解除ステータスアイコン]](orange_x.gif) | 構成解除済み |
セルに取り付けられているものの構成が解除されているために使用できないDIMMの総数。
|
構成が解除されているDIMMのメモリー合計量(GB)。
| ![[失敗ステータスアイコン]](circle.gif) | エラー |
セルに取り付けられているものの電源投入時の自己診断がエラーとなったために使用できないDIMMの総数。
|
エラーのあるDIMMのメモリー合計量(GB)。
| | 最大 |
セルに取り付け可能なDIMMの総数。
|
(セルに取り付け可能なメモリーの合計量は、現在使用可能なDIMMのサイズによって決まります)。
| | 要求されたCLM |
(該当しません。)
|
CLMとして要求されたセルメモリーの量(GB)。 CLMの要求量は、ハードウェアの制約のため、割り当てられた量とは異なる場合があります。
| | 実際のCLM |
(該当しません。)
|
CLMとして割り当てられたメモリーの合計量(GB)。
|
パーティションキー
パーティションキーは、概要テーブルのすぐ下に表示されます。
パーティションキーでは、現在のスコープ内にあるnPartitionのパーティションの名前、色コード、およびパーティション番号が表示されます。 コンプレックス内の他のnPartitionはこの表示には含まれないため、パーティションキーでは示されません。
パーティション番号は のような小さい円形のアイコン内に表示されます。 色コードとパーティション番号のアイコンは、このnPartitionと表示されたリソースの関連づけに使用されます。
どのnPartitionにも割り当てられていないセルとI/Oシャーシがコンプレックスにある場合、パーティションキーには[使用可]という名前のエントリーも含まれ、 のアイコンが白い背景で表示されます。
nPartitionの名前をクリックして、そのnPartitionについてのパーティションスコープのハードウェアビューに移動できます。 [使用可]エントリーをクリックして、使用可能なリソースについてのパーティションスコープのハードウェアビューに移動できます。 nPartitionで動作するアクションをこのビューで実行すると、それは現在のスコープにあるnPartitionでのみ動作します。したがって、 nPartitionを最初に選択する必要はありません。
セル詳細
詳細セクションにはセルのイメージが表示されます。 セルイメージは、セルとそのセル内のCPUおよびDIMMを論理的に表現したものです。 セルイメージの境界線はパーティションキーに従って色分け表示されます。
セルの特定は、キャビネット番号およびキャビネット内のセルスロット番号で行います(例:「cab0, cell2」)。 セルの識別子をクリックすると、セルについての詳細を表示できます。 この操作により、そのセルについてのセルスコープの一般ビューに移動します。
セルの全体のステータスはセルイメージの上部に表示されます。
セル内のCPUには、0から順に番号が振られます。デュアルコアCPUは、CPUボックス内に2つのCPU番号を持ち、番号はカンマで区切られます。 デュアルコアCPUでは、2つのCPUのステータスは常に同じになります。 たとえば、1つのCPUが構成解除された場合、別のCPUも構成解除されます。
セルの各DIMMのステータスが、CPUイメージの下の表に表示されます。 セルボードのDIMMスロットは、数字と文字の組み合わせ(「0A」、「4D」など)で識別されます。 このDIMMスロットIDは、セルボードにプリントされています。
DIMMスロットIDの意味は、サーバーモデルとセルボードタイプによって異なります。 一部のセルボードでは、DIMMは層(echelon)にグループ化され、1つの層は2つ以上のDIMMで構成されます。 層内のいずれかのDIMMに障害が発生すると、その層全体が構成解除されます。 同一の層内にあるDIMMは同じ初期番号を持ちます。
各DIMMスロットIDの右側に、DIMMのメモリーサイズ(GB単位)が表示されます。 たとえば、「0.5」の値は、DIMMのサイズが1GBの半分のメモリーであることを示します。 DIMMスロットにDIMMが取り付けられていない場合、その値は「空」と表示されます。
I/Oシャーシ
セルがI/Oシャーシに接続している場合は、その接続とI/Oシャーシも表示されます。 セルイメージと同様に、I/Oシャーシイメージの境界線もパーティションキーに従って色分け表示されます。
I/Oシャーシはキャビネット番号、I/Oベイ、およびI/Oシャーシスロットで特定されます(例:「cab0, bay0, chassis1」)。 シャーシのアイコンをクリックすると、I/Oシャーシについての詳細が表示できます。 この操作により、そのI/OシャーシについてのI/Oシャーシスコープの一般ビューに移動します。
アクションそれぞれのビューの右側には、Partition Managerで実行できるアクションのメニューがあります。 これらのアクションは6つのサブメニューに分類されています。 サブメニューを展開するには、サブメニュー名の左側にある
アイコンをクリックします。 サブメニューの下にあるアクションが表示され、アイコンは
に変わります。 サブメニューを閉じるには、アイコンをクリックします。 サブメニューの下にあるアクションが非表示となり、アイコンは
に戻ります。 Partition Managerが開始すると、各サブメニューは閉じられます。 ビューを変更すると、展開していたサブメニューは展開されたままとなり、閉じられていたサブメニューもそのままとなります。 各ビューで、メニューのすべてのアクションが表示されるわけではありません。 特定の条件下では実行することができないため、メニューに表示されないアクションがあります。 無効になっているアクションはメニューでグレー表示され、クリックできません。 システムの現在の状態と現在選択されているオブジェクトによって、アクションが有効または無効になります。 マウスのカーソルをクリックせずにアクションの名前に合わせると、ツールのヒントのポップアップが表示されます。 現在有効になっているアクションの場合、アクションの実行内容を説明するテキストが表示されます。 現在無効になっているアクションの場合、アクションが無効な理由を説明するテキストが表示されます。 次の表は、このビューで有効になっているアクションを示します。 このビューで有効にできないアクションは含まれていません。
各サブメニューおよびアクションの右側には簡単な説明と、アクションを有効にするための要件が表示されます。 必要な条件が満たされない場合、メニュー内のアクションはグレー表示になり選択できません。 アクションの名前をクリックすると、アクションの詳細なヘルプに移動します。
表 3 アクションメニュー ![[-]](menu_close.gif) | [コンプレックス] | アクションはコンプレックス全体に関係します。 このアクションはすべてのビューで有効になっています。 | | | コンプレックスの名前を変更します。 | | | コンプレックスの健全性を全体的に分析する問題探知機能を実行します。 | | | すべてのアテンションインジケータをオフにします。 | | | コンプレックス全体の詳細な構成およびステータスを示すテキストレポートを表示します。 | ![[-]](menu_close.gif) | [nPartition] | 1つ以上の既存のnPartitionに関係するアクションです。 [nPartitionの作成]はすべてのビューで有効になっています。 nPartitionが選択されている場合や、現在のスコープで暗黙的に選択されている場合、他のnPartitionのアクションが有効になります。 セルスコープやI/Oシャーシスコープの中では、当該セルまたはI/Oシャーシを含むnPartitionは、暗黙的に選択されているとみなされます。 | | | [nPartitionの作成] ウィザードを開始して、nPartitionを新規作成します。必須:コンプレックスに空きセルが必要です。 空いていないセルを選択しないでください。オプション:空きセルが選択された場合、ウィザードの[セルの選択]ステップでこのセルが事前に選択されます。 | | | 既存のnPartitionにセルを割り当てます。必須:1つ以上の空きセルを選択する必要があります。 nPartitionに割り当てられたセルは選択できません。オプション:単一のnPartitionも選択できます。 | | | 既存のnPartitionを削除し、リソースを解放します。必須:現在のスコープで、単一のnPartitionが選択または暗黙的に選択されている必要があります。 | | | 既存のnPartitionを変更します。必須:現在のスコープで、単一のnPartitionが選択または暗黙的に選択されている必要があります。 | | | セルを既存のnPartitionから割り当て解除し、セルを空きセルにします。必須:単一のnPartitionに属する1つ以上のセルが選択されている必要があります。 空きセル以外は選択できません。 | ![[-]](menu_close.gif) | [セル] | 1つ以上の特定のセルに関係するアクションです。 これらのアクションはセルスコープのビュー内で、または1つ以上のセルを選択したときに有効になります。 | | | 既存のnPartitionにセルを割り当てます。必須:1つ以上の空きセルを選択する必要があります。 nPartitionに割り当てられたセルは選択できません。オプション:単一のnPartitionも選択できます。 | | | セルスロットの電源をオンにします。必須:電源がオフになっているセルまたはセルスロットを選択する必要があります。 | | | セルスロットの電源をオフにします。必須:電源がオンになっている非アクティブなセルまたはセルスロットを選択する必要があります。 | | | セルのアテンションインジケータをオンにします。必須:セルスロットを選択する必要があります。 | | | セルのアテンションインジケータをオフにします。必須:セルスロットを選択する必要があります。 | | | セルを既存のnPartitionから割り当て解除し、セルを空きセルにします。必須:単一のnPartitionに属する1つ以上のセルが選択されている必要があります。 空きセル以外は選択できません。 | ![[-]](menu_close.gif) | [I/O] | I/OシャーシまたはI/Oカードスロットに関係するアクションです。 | | | I/Oシャーシの電源をオンにします。必須:電源がオフになっているI/Oシャーシを選択する必要があります。 | | | I/Oシャーシの電源をオフにします。必須:電源がオンになっている使用されていないI/Oシャーシを選択する必要があります。 | | | I/Oシャーシのアテンションインジケータの電源をオンにします。必須:I/Oシャーシを選択する必要があります。 | | | I/Oシャーシのアテンションインジケータの電源をオフにします。必須:I/Oシャーシを選択する必要があります。 | ![[-]](menu_close.gif) | [ツール] | Partition Managerにあるユーティリティのアクションです。 このアクションは常に有効です。 | | | 新規コンプレックスをスキャンし、表示内容を更新します。 | | | Partition Managerを実行中のシステムについて、システム管理ログファイルを表示します。 | | | 他のコンプレックスと接続するためにユーザー認証の画面に戻ります。 | ![[-]](menu_close.gif) | [ヘルプ] | このアクションは別のブラウザウィンドウでオンラインヘルプを表示します。 ヘルプのブラウザウィンドウがすでに開いている場合は、そのウィンドウが再利用されて、選択されたヘルプページが表示されます。 このアクションにより、最初のヘルプページが選択されて表示されます。 そこから、その他のヘルプページを参照できます。 このアクションは常に有効です。 | | | 現在のコンテキストに固有のヘルプを表示します。 現在のビューに関連したヘルプページが表示されます。 | | | 概要のヘルプトピックが表示されます。 このトピックでは、Partition Managerの概要、およびアプリケーションとオンラインヘルプで使用する概念と用語について説明します。 | | | Partition Managerについてのヘルプトピックが表示されます。 このページでは、製品バージョンやリリース履歴、著作権および商標情報、およびその他の法的表示事項を表示します。 |
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